XANO明朝フォント Ver. 0.2004.0229 について

2004年2月29日
内田明
<uchida@happy.email.ne.jp>


■XANO明朝フォントとは何か

株式会社日立製作所と株式会社タイプバンクが共同開発した「日立明朝
体 32x32ドット ウエイト3 フォント」(以下「日立明朝Mフォント」) に
関する「フォント権利使用許諾契約」(以下「HPS内田契約」)に基づき、
内田明が開発・製作、配布を行うフォントの1つを、XANO明朝フォントと
呼びます。

内田は、HPS内田契約に基づいて、株式会社日立製作所と株式会社タイプ
バンクが保有する日立明朝Mフォントの利用権――すなわち、日立明朝M
フォントに表現されている文字の骨格、文字間のデザイン統一に関わる
仕様、文字を構成する要素のデザイン・組み合わせ方・バランス等を派
生フォントにおいて再現し利用する権利――を使用し、XANO明朝フォン
トの開発・製作、配布を行っています。

まず、ビットマップフォントである日立明朝Mフォントのうち、JIS C 
6226-1983 (通称「83JIS」) にある漢字グリフを機械的に平滑化・アウ
トライン化して得たTrueTypeフォントを、「ANO明朝フォント」と呼ん
でおきます。
また、HPS内田契約によりANO明朝フォントを改造・拡張して得た漢字グ
リフ集合を、「拡張ANOグリフ集合」と呼んでおきます。拡張ANOグリフ
集合には、2004年2月29日現在、JIS X 0213:2004(以下「2004JIS」)の
1面漢字の全てと、2面漢字の一部が含まれています。

XANO明朝フォントとは、内田が独自に製作した2004JISの非漢字等を実装
するフォント「ORADANO明朝フォント」と、拡張ANOグリフ集合、そして、
和田研漢字分科会により製作・配布されている「和田研明朝フォント」
の補助漢字版から得た漢字グリフ集合とを結合して製作された、2004JIS
実装水準4のTrueTypeフォントです。


■XANO明朝フォントの利用

このフォントは、印刷・表示、電子文書への埋め込み等の目的で、誰も
が自由に無償で用いることができます。
このフォントの配布・再配布は、自由に無償で行うことができます。
このフォントを、より大きな規模のソフトウエアパッケージの一部とし
て販売するなどしても構いません。
このフォントを、フォント単独商品として販売してはなりません。
このフォントは自由に拡張・改造等を行うことができますが、このフォ
ントのうち前述の「拡張ANOグリフ集合」を用いて新たなフォントの開
発・製作およびその配布を行おうとする場合、そのフォントをフォント
単独商品として販売してはならず、またその説明書等の文書に《株式会
社日立製作所と株式会社タイプバンクが保有する、「日立明朝体 32x32
ドット ウエイト3 フォント」の派生フォント利用権を使用している》
旨の明記を要します。


■XANO明朝フォントの免責事項

XANO明朝フォントは、「あるがまま」で提供される物であり、製作者お
よび再配布者は、公的・私的な規格や言語慣習への適合性、何らかの用
途への有用性などの、品質に関する保証を一切行いません。
このフォントの利用に起因する損害に対し、その責任はすべて利用者が
負うものとします。損害の起こる可能性が知られていた場合でも、製作
者および再配布者は、法的・道義的な責任を負うことはありません。
製作者および再配布者は、このフォントに不具合が発見されたときに、
それを修正・告知する義務を負いません。

